健診でコレステロールや中性脂肪の異常を指摘されたら、症状がなくても早めに対処することが大切です。
健診で測定される脂質の主な検査値は以下の3つです。これらの値が基準範囲を外れると「脂質異常症」と診断されます。
「悪玉コレステロール」。血管壁にたまり動脈硬化を引き起こす。ただし目標値はリスクにより異なる
「善玉コレステロール」。血管の余分なコレステロールを回収する
過食・飲酒・糖質過多で上昇。動脈硬化リスクを高める
脂質異常症の原因はさまざまです。生活習慣だけでなく、遺伝や病気が関係していることもあります。
脂肪・糖質・アルコールの過多、運動不足、肥満などが主な原因です。生活習慣の改善で数値が改善するケースも多くあります。
生活習慣に関わらずLDLコレステロールが著しく高い(180mg/dL以上など)場合、遺伝的な疾患である家族性高コレステロール血症(FH)の可能性があります。FHは日本人の約200〜500人に1人と比較的多く、若年での心筋梗塞リスクが非常に高い疾患です。親や兄弟にコレステロール高値や若年での心筋梗塞がある方は特に注意が必要です。早期診断と積極的な治療が重要です。
糖尿病・甲状腺機能低下症・腎疾患・肝疾患などが原因で脂質異常が起こることがあります。また、一部の薬剤(ステロイド・利尿薬など)も影響することがあります。
脂質異常症を放置すると、血管の壁にコレステロールが蓄積して動脈硬化が進行します。動脈硬化は血管を硬く狭くさせ、以下のような重大な疾患のリスクを高めます。
冠動脈が狭くなったり詰まったりすることで起こります。突然死の原因にもなり得る重大な疾患です。
脳の血管が詰まったり破れたりすることで起こります。後遺症が残ることも多い重篤な疾患です。
足の血管が狭くなり、歩行時の痛みや壊疽につながることがあります。
脂質異常症の治療は、まず生活習慣の改善から始めます。数値や個人のリスクに応じて、薬物療法を組み合わせます。
LDL・HDL・中性脂肪・血糖・肝機能など(当日実施可)
年齢・血圧・糖尿病・喫煙歴なども含めた個別の治療目標を設定
患者さんの生活スタイルに合わせた具体的な指導
スタチン系など、状態に応じた薬の選択・処方
定期的な血液検査を実施
WEB予約で待ち時間を短縮
健康診断や人間ドックでコレステロール・中性脂肪の異常を指摘された方はお気軽にご相談ください。まつおか前原内科では、糸島市で脂質異常症・高血圧・糖尿病などの生活習慣病の診療を行っています。
受付時間を気にせず、パソコン・スマホから24時間いつでもご予約いただけます。