健診の胸部レントゲンで異常を指摘されたら、症状がなくても早めに精密検査を受けることが大切です。
胸部レントゲン検査(胸部X線検査)は、肺・心臓・縦隔などの状態をX線で確認するスクリーニング検査です。健診や人間ドックで広く行われており、肺や心臓の異常を早期に発見するために用いられています。ただし、胸部レントゲンはあくまで最初のスクリーニングであり、まず再検査で異常が再確認された場合に、CT検査などのさらなる精密検査を検討します。異常を指摘された場合は、放置せずに早めに受診することが重要です。
異常を指摘された場合、結果票には以下のような判定が記載されています:
一時的な変化の可能性もありますが、指定された時期に再度検査を受けることが必要です
CT検査などによる詳細な精密検査が必要な状態です。早めの受診をおすすめします
胸部レントゲンで指摘される異常にはさまざまな原因があります。CT検査で詳しく確認することが重要です。
初期には自覚症状がほとんどなく、レントゲン検査が発見の重要な機会となります。早期発見であれば治療成績が良好です。異常を指摘されたら速やかにCT検査を受けましょう。
感染症による肺の炎症がレントゲンで影として描出されることがあります。肺結核は感染力が強く、早期の診断と治療が重要です。
主に長年の喫煙により肺の組織が破壊された状態です。レントゲンで肺の過膨張として描出されることがあります。禁煙が最も重要な治療です。
心臓が通常より大きく見える場合は、心不全・弁膜症・心筋症などが疑われます。胸水(肺の周囲に液体がたまった状態)も心臓や肺の病気のサインとなることがあります。
過去の肺炎や結核などが治癒した後に残る影です。現在は活動性のない変化ですが、新たな異常との区別のために経過観察が必要な場合があります。
肺がんは早期であれば手術や内視鏡的治療で根治できる可能性が高い病気ですが、進行すると治療の選択肢が限られてきます。一般に、早期に発見・治療するほど治療成績が良好です。
肺気腫・COPDは一度進行した肺の破壊は元に戻りませんが、禁煙や適切な治療で進行を遅らせることができます。早めに診断を受け、禁煙指導・治療を開始することが重要です。
肺結核は感染力があるため、放置すると周囲への感染拡大につながる可能性があります。早期の診断と治療開始が必要です。
胃がんは早期に発見できれば内視鏡治療で完治できる場合がありますが、進行すると手術・抗がん剤治療が必要になることがあります。一般に早期胃がんの治療成績は良好ですが、進行するほど治療が難しくなります。また、ピロリ菌が原因の慢性胃炎・胃潰瘍は放置すると胃がんのリスクが高まることがわかっています。ピロリ菌の除菌治療を行うことで胃がんのリスクを下げることができます。バリウム検査で異常を指摘されたら、症状がなくても早めに胃カメラを受けることをおすすめします。
健診結果をお持ちいただければ、症状や所見に応じた対応を行います。
診の結果票をお持ちください。症状・既往歴・喫煙歴を確認し、どのような精密検査が必要かをご説明します。
まず胸部レントゲンを再度撮影し、異常所見が引き続き認められるかを確認します。一時的な変化(体位・呼吸・炎症後の変化など)であれば、再検査で正常に戻ることもあります。
再検査でも異常が確認された場合や、所見の性質上CT検査が必要と判断した場合に行います。レントゲンでは判断しにくい病変の詳細な評価が可能です。
CT検査の結果をもとに、経過観察・治療・専門病院への紹介など、必要な対応をご提案します。
呼吸器内科・循環器内科など、専門的な治療が必要と判断した場合は適切な医療機関へご紹介します。
レントゲンでは判断しにくい病変を詳しく評価
炎症反応・感染症・腫瘍マーカーなどを確認
肺気腫・COPDの進行予防、肺がんリスク低減のための禁煙サポート
高度な診断・治療が必要な場合には、呼吸器内科・循環器内科へ紹介
陳旧性変化など定期的なフォローが必要な方の管理
WEB予約で待ち時間を短縮
健診や人間ドックで胸部レントゲンの異常を指摘された方、受診をためらっている方はお気軽にご相談ください。まつおか前原内科では、糸島市でCT検査・禁煙指導・専門病院への紹介など、胸部の異常に対する診療を行っています。
受付時間を気にせず、パソコン・スマホから24時間いつでもご予約いただけます。